みうらラタン 公式ブログ
快適な睡眠を与えてくれる柔らかな籐の「しなり」とは!?
快適な睡眠を求める為に・・・
抜けるような青空が印象的な広島の空が広がった今年のゴールデンウイークも終わり
湿度高めの広島の工房では追い込み作業の製作が続いています。
五月も中旬に差し掛かり気温も徐々に上昇してきています。
それに伴い快適な睡眠を求めて籐ベッドのお問い合わせが増えてきています。
一本物の広島で作られた国産籐ベッド
輸入物で分割式が多い籐ベッドですが、
最高に寝心地が良いのは一本物の国産ベッド。
このようにお布団を直接敷いて通気性抜群で快適で清潔な寝床が出来るのです。
暑くなるであるであろう今年の夏を見据え、早い判断で製作依頼いただいた
お客様のベッドを先日出荷させていただきました。
柔軟性のある籐が優しく体を支えてくれる
出荷前にしなり具合など不具合がないかチェックさせていただくのですが
下記のご覧いただいてわかる通りしなり具合がよくわかります。
一本一本がこのようにしなり、フレームから籐の結び目まで
全て柔軟性のある「籐(とう)」で出来ているため体をやさしく受け止めてくれるわけです。
もちろん柔軟性があるといっても適度な硬さも備えており、
快適な睡眠をもたらしてくれることは、数多くのお客様の声からもうかがえることです。
私自身も自分で籐のベッドを作りそれに寝てその快適さは実感できています。
お家で過ごすことが多くなることが予想されるこの夏
少しでも良い環境で睡眠の質を上げ健康を保ちたいですね!
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
【5月10日は母の日】「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える。
涼やかな和室で母の日の撮影会。
母の日も近いということで本日は母の日イベント用に撮影会!
モデルは当社のスタッフに協力いただきました!(母と姉ですが・・・)
リクライニングチェア琥珀をメインに撮影を進めていきます。
五月初めだというのに30度近い初夏のような気候で籐家具の撮影日和(?)でした!
撮影場所はみうらラタン本店の4階和室、
籐むしろが敷き詰めで敷かれてある風通しのいい涼やかな空間で
撮影場所としては最高の環境となっています。
普段は籐ベッドや座椅子や回転チェアなどが置いてありますが、
今回は母の日の写真を撮影するために使いました。
みうらラタンのリクライニングチェア琥珀(こはく)
春も後半に差し掛かり暑い日を部屋で快適に過ごしていくには籐家具は最適なアイテムです。
そして今回の撮影に使ったリクライニングチェアは日本で古くから親しまれている安楽椅子です。
4.5ミリの皮籐で細やかに編み込まれた座面は風通しが良く、
エナメル質の表面は少しひんやりした印象で、肌触りや見た目にも涼やかな印象を与えてくれます。
手編みの座面は柔らかく長時間の利用に最適な作りとなっています。
まさに「ハンモック」のようにふわりと座れる・・・それでいてしっかりと編み込まれ
長時間のご使用でも快適に過ごすことが出来ます。
籐特有の堅牢な強さと自然素材の優しさには「デザイナー三浦明利」の想いがこの作品に込められています。
みうらラタンの琥珀は高級家具でもこだわらない裏にもしっかりとこだわりがあります。
リクライニング用の金具は以前から使っていたものから薄いものから分厚い金具へ変更。
しっかりと体重を支えてくれます。
「トリイ」と呼ばれる背中の支えになっているパーツと背中面をつなぐ
ベルトは日本の鞄職人さんに手作りで製作してもらったものです。
当店の商品の証であるエンブレムも本革使用で革職人で製作していただいているものです。
本体は籐の材料の原産地「インドネシア」熟練の職人が製作しており、
何度も現地に足を運び時間とコストをかけ試作品を日本で作ったりして試行錯誤の末完成した一品です。
クッションはご注文いただいてその都度広島で作る受注生産となっています。
琥珀(こはく)の原点ともいえる日本の職人が作ったリクライニングチェアも味わいがありますよ!↓
母の日に感謝の気持ちを伝える。
私は籐家具屋さんの三代目なので籐の宣伝をし世の中に伝えていかねばなりませんが(笑)
幸い今はあらゆるものがネットと通じて注文が出来、それを運送会社さんが運んでくださいます。
母の日はこんな時代だからこそ離れたご両親や日頃お世話になっている感謝を伝えるチャンスです。
一輪の花でも感謝を表現が出来ますしそれで伝わる気持ちがあるはずです。
この機会に母の日に自分なりの「ありがとう」を具体的な形で伝えてみてはいかがでしょう?
もちろんみうらラタンも良い物を長く使っていただけるよう高品質な商品提供をお届けできるよう日々精進してまいります!
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
SUUMOマガジン掲載!大正15年より広島の街と共に歩んだ歴史
「街を受け継ぐ人々の肖像 広島の街 歴史と今」
「街を受け継ぐ人々の肖像 広島の街 歴史と今」というコンセプトで
SUUMOマガジンの取材を受けさせていただきました!
当時の様子など詳しく話す会長の三浦明利↓
会長は昔話と籐家具の話が大好きなので一度話し出すと止まりません。
その上SUUMOさんの質問が上手なのでいろんな話がどんどん湧いてきます!
私の方からも子供のころと現在の違いなど、
平和大通りが変わっていた様や沢山あった駄菓子屋さんがなくなって、
駐車場になった事など懐かしく話をさせていただきました。
現在と昔の写真を対比させる
一通りお話をさせていただき昔の写真と今の写真を対比させて、
その歴史を分かりやすく伝えたいというコンセプトなので
古い写真が必要なので色んな昔の写真を引っ張り出してきました!
そして昔の写真が決まったら同じ場所で現在の写真を撮影!
製作の様子などは角度などもきめ細かく支持されこだわりの撮影現場となりました!
記事の上部は私の父と2ショットの比較。
左側が1987年33年くらい前ですね。右側が現在(一カ月前ぐらい)
今はこちらのビルは取り壊されてホテルが建設中です。
生地の中段には会長が十代半ばぐらいのころ!約55年くらい前の貴重な写真です。
製作の様子を同じ角度で撮影しました↓
今は取り壊されたビルの前で父の好きな車の写真↑。
そして今回残念ながら中止になってしまったフラワーフェスティバルの比較の写真!(取材は3月半ばごろ・・まさか中止になってしまうとは生まれて初めての経験です・・・)↓
1977年最初のフラワーフェスティバルにみうらラタンも出展していたんです。
地域と歩んできたみうらラタン
こうした取材を通してみうらラタンや地域の歴史を振り返り語りアウトプットすることで
如何に地域の人やご先祖様があっての私であり、みうらラタンなんだなと改めて感じることが出来たひと時でした!
今こうして無事に仕事が出来ているのは広島の街が数々の苦難を乗り越え復興してきたからこそ!
普通なことが特別なことなのだと気づくことが出来でとても有意義な取材でした。
取材スタッフの方々本当にありがとうございました!
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
最上級の座り心地、「手編み」の素晴らしさ
最上級の座り心地、「手編み」の素晴らしさ
広島県の要請により広島にあるショールームは5月6日(水)(予定)までシャッターを閉め
営業の一部制限をさせていただいています。
みうらラタンのシンボル「おじいさんマーク
」がプリントしてあるショールーム前のシャッター
修理対応や製作対応中の工房は元気に稼働中ですので
商品がご覧になりたい方や修理の持ち込みしたい方はご連絡・ご予約いただきご来店ください!
スタッフ一同元気に対応中です!
今日は休日にも拘らずガンガン創作活動に打ち込んでいる職人
誰も訪ねてこないので特に創作に没頭できるとのこと、
コロナ収束後を見据えて付加価値のあるサービス提供の準備をコツコツと進めていきます!
ペーパーコード編みの名品チェア
日々製作のご依頼を頂いているのですが、
修理の依頼も全国より送られてきます。
こんな時でも修理品や商品を運んでくださる配送業の方々、
修理をご依頼くださるお客様には感謝しかございません。
最近多いご依頼の中で「ペーパーコード」の編みかえ修理があります。
先日修理させていただいたのはデンマークのチェア
職人のコツを会得し、力を込めた編み込みにも耐えられる
そんなに太くないのにしっかりとした強度で強靭なフレームで仕上げられています。
価値をしっかり理解され、物を大事にするお客様の依頼に修理の対応にも熱が入ります。
こちらが編み込み修理完成後↓
こちらのチェアは横のフレームの下の段にも巻き付けられていて
強度の助けにもなり多少の遊びも生まれて最高の座り心地が生まれるのです。
このようにたくさんの手編みのチェアたちが広島に限らず全国から送られてきます。
どんなものでも手編みの物は製作に手間がかかりますが
座り心地・通気性が良く人に優しい存在です。
手編みの網代編み!最高の座り心地リクライニングチェア↓
職人の手編み仕上げはやはり座り心地が素晴らしいです。
良い物を末永く使いたい椅子のオーナーの物を大事にする気持ちが
伝わってくる名品に毎日出会うことが出来るのは本当に幸せなことです。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
チェアの全体編み替え
↓ ↓ ↓ | |
先日チェアの全面を籐で編み変えるという作業をさせていただきました。元々は人工の材料で編み込みが施してございました。
ただ同じように編みなおすだけではまた同じように傷んできますので補強もさせていただきました。
自然の籐が生かされ元々素敵なチェアが蘇ったようです。
毎日体調に気を付け作業しております。
皆様もどうぞご自愛くださいませ。
2020年4月25日 三浦明利
籐リクライニングチェアの修理
この度は、籐リクライニングチェアの修理の御依頼をいただきました。
主に背もたれの修理でしたが、座面が経年でだいぶ落ちてしまっていましたので
出来る限り座面ぴんと張り座り心地を復活させるよう努力しました。
世の中に新しいものが溢れる中、古いものを使い続けておられるお客様のお気持ちに
最大限の作業で寄り添うよう日々努力しております。
2020年4月 三浦明利
「TO-HighChair 籐ハイチェア」三浦明利の世界
籐家具の特徴と言えば「編み込み(ウイッカー)」です。
三浦明利渾身の逸品TO/High Chair(とうハイチェア 2008年度作品)
現代日本のクラフトART BOX IN JAPAN にも選ばれた世紀の逸品です。
細部にまで編まれたそのフォルムは自然素材ならではの美しさです。
このチェアに「裏も表もない」という究極のハイチェア。
誤魔化しのきかない仕事は、籐家具職人の作品に対して逃げない姿勢の表れなのです。
座の裏側もきっちり編み込まれています↓
長年にわたってこの携わってきた職人だから表現できるオリジナリティ
座面の裏~足の内側まで丹念に編み込まれ
一見、合理的ではないようにも感じる「手間」のかけ方は、
職人の人柄とあふれる魅力がにじみ出ています。
骨組みは「幼民」と呼ばれる細手で軽い籐の材料を使い形作り
外側を2.5~3㎜の丸芯と呼ばれる芯材で丹念に仕上げました。
初代三浦花市からの製作技術を受け継ぎ
更にオリジナリティを表現し繊細かつ大胆なラインを完成。
「デザイン」して「製作する」両方が出来る稀な才能は初代三浦花市にも認められたといいます。
製作より12年たち味わい深く色づき始めたそのチェアは
年月が経ちますます魅力的にその歴史を次世代へと伝えていきます。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
紹介・関連商品はこちら
自宅のインテリアに癒しとやさしさを!自然素材の籐製ベビー家具
休日の昼下がりちょっと雲が多めですが、
時折日差しが差し込む良い感じの春のひと時・・・
今日も外に出ず家族でみうらラタンの屋上ギャラリーを楽しんでいます。
このギャラリーはサンルームの様になっていて籐家具の展示スペースとして活躍しています。
こちらにみうらラタンのアイキャッチアイテムの一つ「スイングチェア(ブランコ)」が展示されています。
当店の職人(父)が作った小さなホワイトぶらんこ(子供用)↓
ブランコがあると不思議となんだか夢が膨らんできます。
動きがある物には完全に動かないものとは一線を画した存在感があります。
大人になってしまった今はもう座ることが出来ない小さなブランコですが
「小さな子供たちが遊んだらどんなだろう?」と色んな未来が想像できて見ているだけでも楽しいものです。
揺れるといえばみうらラタンの「籐ゆりかご」
そして5分の1サイズミニ籐ゆりかごの小さい物バージョンは可愛さがとびぬけていますね!↓
インテリアとしても可愛いアクセントになるので使う子がいなくても自然素材の癒し効果が抜群です。
小さなものって何か可愛くて愛おしいモノで、こちらのルチアベビーチェアも大人用と比べるとこの通り↓
赤ちゃんが使う「小さな靴」や「洋服」が可愛いと思うと同じ効果で
籐家具も自然素材とそのデザインもあって可愛さが倍増!
みうらラタンの得意分野でもある籐の子供用家具は、
自宅の充実したインテリアに一役買ってくれることでしょう!
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
自宅をより快適に!長時間座っても疲れにくい、手編みの良さ。
4月中旬になりすこし雨が続いてましたが
広島地方は爽やかな青空が広がっています!
「雨もあれば晴れ間もある・・・」
現在はつらい時期ではありますが
次の晴れ間に向かって皆さんに少しでも癒しの家具を「ラタン家具」をお届けできたらと思います。
わたしの書斎はとても狭く籐ベッドと書棚・デスク椅子で目いっぱいです。が・・・↓
長い時間パソコンや読書をするときも籐の椅子で快適にすぐすことが出来ています。
籐は「適度な弾力」があるので、「しなり」がなんとも言えない座り心地へ人々をいざなってくれます。
そして・・・やはり最高に良いのは「手編み(あじろあみ)」
ハンモックの様に宙に浮いているわけですから
座り心地が悪いわけがありません!
そのうえ手編みですから機械で出来た代物との差は歴然です。
その中でもゆったりと寛げるのが
リクライニングチェア「琥珀(こはく」↓
付属のクッションを使えばより座り心地が向上し長時間の読書で座っていても疲れにくいと言われています。(700件以上のお客様の声)
4.5ミリのピールでサイドや裏側まで編み込まれた魂の逸品
職人三浦明利の国産リクライニングチェアを元にインドネシアの熟練職人製作した
高級リクライニングチェアに仕上がっています。
どっしりとしたアームと足元は軽すぎず多少の重量感があります。
職人がデザインから指導までかかわった力作です↓
こちらが職人が製作した皮付きの国産リクライニングチェア↓
広島の工房で作られたリクライニングです。
ちょっとづつ暑くなってくるこれからの季節を快適に過ごすためにはどのようにすればいいか
このような事態ですので屋外で春~初夏をゆったりと楽しめない状況が続きそうです。
自宅で最適な環境を整えることも人生を豊かに過ごす一つの方法かもしれません。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
広島から癒しを全国へ届ける肌触りと安らぎを
今日の広島地方はしとしとと朝から雨が降り続いています。
みうらラタン本店の屋上ギャラリーの様子↑
コロナの影響もあって自社工房での製作が続きます。
「ピンチをチャンスに!」やれることをやろう!
ということで外に出れない分、逆に職人は仕事に集中できるようで製作にも力が入ります。
こんな時でもご注文頂けているのは本当にありがたいことで、
人々が自然素材の優しさと美しさを求めているのだなと改めて思いました。
本日オーダーをいただき製作しているのはオリジナルソファベッド!
みうらラタンの工房で1から作る売れ筋商品の一つです。
番板に書き込んだ手描きの図面をもとに製作していきます。↑
アームが出来たら背中パーツと共に組み上げていきます。
座面は別途同様丸籐を並べ通気性を持たせ、肌触りの良い皮籐を清潔感を引き立てる仕上げにします。
通気性抜群です。
こちらが完成品の国産ソファベッド↓
足元はR形状で床を傷つけにくくしなやかな印象
ベッドとソファの中間のようなゆったりとくつろげます。
クッションも本体を製作した後に作る特注品で
業務用にも使われる固めのウレタンで仕上げます。
また二つのピロークッションが両サイドに据えられ
ベッドの空間にちょっとしたアクセントになります。
高級感があるダークブランカラーも選択可能です↑
滑らかな曲線が優しい籐のベッドで
お部屋を癒しの空間にしてみませんか?
籐家具は大きな機械や道具が必要なく
職人の腕のみに頼られて製作されていきます。
工房には雨音と職人が大好きな音楽が鳴り響きながら製作は続きます。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎