みうらラタン 公式ブログ
歴史あるドイツ生まれのデザイナーズチェアを創意工夫で修理する
今日のみうらラタンも快晴!
広島の店舗には来客もほぼないですが
全国から送られてくる修理品に対応させていただいています↓
今回修理させていただいた一つをご紹介
ミース・ファン・デル・ローエがデザインした「アームチェア MR20」です!
このように破れた座面↓
修理前のデザイナーズチェア↓
前部分と背中部分(赤い〇部分)がウイークポイントであると見抜いた職人↓
それぞれに籐の※太民(たいみん)を補強として入れ(※籐太い棒状の材料)↓
柔軟性を確保しながら適切な補強を施しました。
タテに5ミリの丸芯を渡し
5手引きの肉厚ピールをしっかりと編み込みしあげていきます。
ただの修理で終わらせない
想像力を働かせ椅子の良さを引き出す修理を心掛けています。
請け負ったからには出来る限りのことをさせていただきました。
美しく仕上がった座面↓
100年近い歴史があるデザイナーズチェアをよみがえらせることに成功しました!
ラタンは裏も表もないのが特徴。裏面も美しい仕上がりです。
天然素材と硬質な金属のフレームが美しい共演を果たしています。
修理品が届きお客様より
「大変すばらしい仕上がりで、びっくりしました。職人さんの技に感動しました。座り心地も予想以上で、籐にして正解でした」
とのお言葉を頂戴いたしました。
素晴らしい椅子×お客様の想い×職人技=かけがえのない体験を生む
ドイツ生まれのデザイナーズチェアを通じて
椅子のオーナーが日本の職人に依頼して、
世界で一つの体験が生まれた瞬間でした。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
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