みうらラタン 公式ブログ
手すりも籐で自然素材で肌触りが良い!籐家具のその癒し効果とは?
籐は柔軟性があり様々な形に曲げることができますが、
その籐にはエナメル質の「皮(ピール)」が付いています。
皮籐は曲げるだけでなく「結ぶ」「編む」「巻く」などとにかく汎用性があり
当店で取り扱っている国産の籐ベッドやリクライニングチェアの座面などは皮籐(かわとう)をつかって網代に編まれています。
また継ぎ目の部分をより強く保つために補強の意味も込めて皮籐が使われています。俗に「ちょい巻き」とも呼ばれます。
また、竹製品かごなどの止めの部分に籐が使われていることがあります。
自由自在に曲がり粘りがある籐は竹では仕上げることが出来ない部分に使われていることがあります。
竹は見た目が似ている部分があるのですが「竹」と「籐」では特徴がそれぞれあり
得意とする分野が違うわけです。
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そして近年増えているのが手すりなどに巻く作業です。
自然素材を巻き込むと何とも言えない柔らかさが手になじんでくるのです。
抗菌効果もあるといわれている籐ですが、
多孔性の植物なので臭いもとってくれるのです。
以前東広島にある「きごころの家」の手すりやドアのハンドルに籐を巻かせていただきました。
こちらのモデルルームはとにかく人に優しい自然素材にこだわった家で
化学物質をほとんど使用しない家が完成するためにとにかくこだわった造りになっているのです。
そんな家に採用される籐ですからその優しさも折り紙付きということですね。
籐の自然のやさしさとそのしなやかに変化し様々な場所になじむ
人工物以外でこのような存在は稀なのではないでしょうか?
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎
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