みうらラタン 公式ブログ
籐家具職人の店みうらラタン 人工ラタンの耐久度
3月も終わりに差し掛かり暖かくなってまいりましたがいかがお過ごしでしょうか?
職人の店も徐々に荷動きが始まって慌ただしくなってまいりましたが、
癒されますね(*´▽`*)
そしてそして徐々に暖かくなってきておりお花見やアウトドアの季節も徐々に近づきつつあります。
屋外に人工ラタンが活躍する季節がやってきましたね。(*^^)v
さてさて今回は人工ラタンの耐久度の話
どのくらいの年月持つものなんでしょうか?
当店が主に使用している材料はドイツレーハウ社が提供するものです。
レーハウ社は1948年より続く老舗樹脂メーカーで、レーシングカーを初めとする車のバンパーや航空機の樹脂部品、建築資材、等々あらゆる分野で活躍するグローバル企業です。
インドネシアで主に手に入る人工ラタン(高密度ポリエチレン)ではブランド的にも品質的にもNO.1といわれています。
レーハウの公式の資料(一部抜粋)よると
●1日20人が7年間座ると同等の試験をパス
●‐10度や50度の過酷な条件もクリアー
●従来品の5倍の強度
などなど資料や表等見ると凄そうですね。。
一般には良質なPE(ポリエチレン樹脂)は5年は持つといわれていますが実際はどうなのでしょう?
当社の職人が作って7年間毎日外に出し入れしていた人工ラタンチェア、フレームは天然ラタン!↓
もう売れてなくなってしまいましたが・・・・
長きにわたり朽ちることなく当店をおしゃれに演出してくれていました!
人が座ることは少なかったのですが、
素材の耐候性はある程度証明できそうですね。
通常天然の籐は屋外だと上質なものでも何年も置くと自然に帰っています。(自然素材ですから)上記の椅子はフレームは天然籐だったにもかかわらず屋外でも耐えました。人工ラタンで覆われていたので長持ちしたようです。
でも外だとアルミフレームが安心です!
当店のオリジナルはアルミフレームでインドネシアの職人が編むので屋外耐性は間違いなさそうです!↓
先日のブログでもお伝えした久々にお邪魔した浅野社長の人工ラタンチェアたち
2012年8月より使っていますがまだまだしっかりしています。↓
しかしやっぱり太陽光線に長く当たると白くなっているところもあります。
やはりレーハウといえど直射日光よりは日陰の方が長年にわたって使えるようです。
保護用のカバーやパラソルなどを使ったり
使わない時は日陰に移すなどした方が良いでしょう。
屋外用クッションを使って座面を保護したりするのも長持ちさせる一つの手でしょう。
ただクッションは長雨にさらされるとべちょべちょになってしまうので雨の時は室内に入れておきましょう。
日本では欧米と違い比較的影を好み
ますので、ちょっとした影、屋根のついたベランダ、日よけのついたベランダなどに置くケースが多く見られますね。
人工ラタンで日陰を愉しむのもよいかと・・・
全天候型家具といわれる人工ラタン、これから春~夏にかけては活躍すること間違いなしですね!(もちろん屋内もいいですよ)
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎