みうらラタン 公式ブログ
2010年4月05日
続・熱気球の籐バスケットについて・・・
熱気球のバスケットは「籐」で出来ています。
籐家具職人の店ではおなじみの素材ですね。
ではなぜ熱気球のバスケットは籐でないとだめなのか・・・
籐の特徴の一つとして「軽量」であることがあげられます。
大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したチャールズ・リンドバーグ
彼の乗った飛行機の操縦席は籐で出来ていたそうです。
飛行機は当然軽くないといけないので、操縦席には籐いすが当時はベストチョイスだったのでしょうね。
また籐は丈夫で柔軟性があります。
社長の話では戦時中戦車に籐で編んだ敷物が積んであって
ぬかるみに戦車がハマった時籐の敷物を使って脱出していたそうです。
水につかっても大丈夫なところもポイントですね。
気球バスケットは、軽くて、丈夫で、柔軟性必要なので籐が最適だったのですね。
というか気球バスケットには籐以外考えられない?
籐がいかに優れた素材であるか、再確認した感じですね。
写真は籐家具職人の店みうらラタンショールームに展示してあるオリジナルの熱気球の籠
現場担当 三浦 祥太郎