みうらラタン 公式ブログ
2016年10月11日
籐家具職人の店を バルーニスト倉重氏が訪ねる
本格的な秋の足音が聞こえ始めた広島の工房に
職人の古くからの友人であるバルーニスト「倉重 安見」さんが訪ねてこられました。
(※バルーニストとは熱気球にのるパイロットのこと)
倉重さんは日本の熱気球創成期から活躍され、
還暦を過ぎた今でも現役で気球に乗り続ける
孤高の熱気球男なのです。
熱気球のバスケットは籐で出来ているので、
籐家具専門店であるみうらラタンとバルーニストとは親交があるわけです。
約40年ほど前にに三浦明利が製作した日本で47番目の熱気球は
今でもご実家に保管されているそうです。
その昔は広島大学熱気球サークル「有頂天」のメンバーが
当店でバスケットの作り方を知ろうと良くアルバイトをしていたそうです。
・・・・・・
今回は以前当店で作り日本記録を達成した
一人乗りのバスケットの修理メンテナンスをするために
訪ねてこられました。
少し傷んだ縁周りの修復と
ボンベを固定するためのベルトを通す穴を追加する作業を行いました!
久しぶりに懐かしい話にも花が咲いた模様。
今後はオーストラリアで気球を飛ばす予定があるとのこと!
準備期間が必要なので少し先のことになりそうですが
オーストラリアの雄大な大地を望む大空に
職人のバスケットが舞う日を
楽しみにしておこうと思います。
籐家具職人の店 みうらラタン 三浦祥太郎